日本職人名工会のご案内
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古来、人間は他の生物とは異なり、生活の為に常に自然を活用し環境に合わせた道具を作り続け今日の製造業の基礎を築いた。現在の大企業の創業者は全て職人である。
又、隔絶した島ゆえに、知恵を働かせ他国とは異なる固有の技、世界が注目する技を創出できたのである。
時代は大きく変わり、技術革新によって手作り品は例外なく成型品に代わっていく。
戦後の発展の基礎は経済優先であるが、他を振り返らない急速な変貌が弊害となり様々な形で問題が現れた。
極まった一例が新聞やテレビに日々報道されている犯罪だ。
凶悪な事件があまりに多い。このムードは社会全体の風潮として捉えるべきである。文化意識にも当然波及し、悠久の時を経た多くの技が、昭和と平成の僅かな時間に集中して消滅する。
過去になかった醜態、しかも対策は何もしていない。ここにも知的貧しさが露出する。巷を見れば、身勝手な感情優先のムードが溢れ、情報は常に都合良い方向に向かい、市場の軽薄さも、いい加減で嘘くさい。消費者が騙されている事件も多い。各位が知りうる業界の内情を見れば、その嘘くささがそれなりに分かるはずだ。
事故米の食用転売事件もこれである。
見抜く目も、指摘する手段もなく、手作り技もこのムードに晒され問題は満載である。
考えなしの急速な発展は、自然環境にまで及び、均衡を失ってまさに異常だ。温暖化や砂漠化など地球規模で変貌している。
昨今の天候も異常である。南極の氷が恐ろしい勢いで溶ける為、南太平洋の島国が近い将来水没すると言う。
今や何もしない状態でも環境破壊が進んでいる。
手入をしない日本の森は同様に荒廃しており、森林関係者から守るには“手を加える職人が必要だ”と早くから指摘している。その材を使って作る職人がいて森で働く人が必要となり保たれるのだと言う。昔のように森林を根こそぎ伐採するのではない。
元気な森にするのである。この視点に立っての政策もゼロだ。従って、このサイクルを復活させることが日本の自然を守る一つに繋がる。こうした問題をふまえ、当会は職人にスポットを当てている。もとより職人はこのサイクルの中にいた人達である。
問題多い世の中の喧噪をよそに、職人達は自己研鑽を旨とし技を磨き続けてきた。「本物を作るからこそ本物をわかってくれる人に使ってほしい」と言う思いである。折角時代を超えて残った素晴らしい技、皆で活かしていきたいと思うのだ。
当会はウェブネットを活用し、鍛冶から組み紐、勝手道具に至まで、職種別に40分野の町を立ち上げ、これを表現手段として全国の職人を掲載している。近い将来、ネットで全世界へメッセージを発進し、日本の技と職人の誇りを認識させたい。その為には資金などの壁があるが何とか解決し実現したいのである。
又、行政と異なる立場から、今日の名工、大切な地域の職人達と共に自然育成を核とする平成の技文化活動の企画も推進したい。
職人による職人の組織として理想を目指すのである。愚痴になるが、今の寄付行為である。ここにも風潮が見える。
例えば、対象は全て感情機能で判断できるものであり、涙を誘う内容や手法、可哀相な話、感動的な話が中心で直ぐに分かるものだけである。感情機能だけなら、可哀相な話を聞く極悪人でも泣き、いい加減な人間でも涙話は出来る。ともかく良い事には違いないが、感動だけでは判断が狂うのである。知的要素がどの程度認識されているかは思考機能で判断する活動の実態を見ればわかる。
職人文化衰退、自然荒廃など大問題であるが、情報は走るが、全くアクションはない。政策も実践もない。ピントきていないのだ。
この現実は、わかりやすい感情的寄付行為の背景は単純と未熟であり、結果は良くても経過の実態はあまり良いとは言いがたい。考える力が衰退しているからそうなる。知的な国で無くなったとすれば、実に悲しい現実である。

【追伸】
持ちきれない資産を有する人達が世の中には数多くいる。
こうした人達の中にご理解頂ける方もいると思っています。
各位の身内や身近な方でご存知でしたら、この活動に協力して頂きたいのです。いつでも現地にご説明にお伺いします。職人の衰退、環境や自然の荒廃していく速さに対し、行うべき活動が牛歩ですが、無駄とは思わないようにしています。戦っている人が少なくなっては悲しいからです。理屈抜きです。
ともかく情報をお待ちしています。

日本の誇りと現社会状況
現代日本の製造業の全ては、職人文化を源としている。
シルクロードの終着地と地理的に隔絶した島ゆえに固有の技が積算し。言わば日本は技の島カラパゴスと言える。我々は宝の島にいる。外の技文化に触れた人達が再認識するのは日本の技の素晴らしさであり、この価値と意識を皆で自覚したい。
・考え無しの国際交流、技を海外に教える不思議さ。教えて良いものと守るものがある・・。地域を守ることは固有の技もその一つであり、文化の保護と地域の特徴を作ることに繋がる。
昭和から平成の責任を問う。過去“合理化”を“省略”と考えた者がいる。その時から経過が省略され結果重視の風潮が始まった。今、経過を省略し結果の思いつきだけで理想を語るものが多くなった。 職人を見ればこの間違いが分かるはずである。
経過を見ないのは成長する過程を見ていないことと同じだ。これでは何も身に付かない。意識がないので全てが場当たりのまとめ発想となる。過去の我国の実態を見ればわかる。様々な官僚の醜態があばかれている。社会全体もこれである。こうした全ての影響は文化全般にも最悪の環境を構築している。子供達の親も手本になっているのか。環境は最悪である。
・弟子をとる気も、当代で最後としたのも今の風潮を見てのことだ。期待出来ないから現役を離れ、引退していく。この職人達のくやしい気持ちがわかる。今の現状では職人が寡黙になるのは当然だ。職人とは本来、好奇心溢れる人であり、それゆえよく話す人達であった。職人が本気で楽しく話せる人が少なくなったのである。
“その国の知性は国民の文化意識を問えば簡単に分かる。”
日本はどうであろうか。現代人は、過去の文化を葬り、未来の子どもたちに何を語り、残すのであろうか。事実、外国の人達に“日本は世界に冠たる経済大国であるが国民は馬鹿が多い”と笑われている事実がある。悔しいが活動の関係からよく耳に入る。未来の人達から同様に“昭和と平成は元禄以上に狂っており歴史の中で最も堕落した時代。”と当然言われるはずだ。このままでは駄目である皆で何とかしたいのだ。
技文化の根底は昔から自然との対話であった。
技文化の復興は自然管理の源をなす。
・過去、森林は資源としての必要性から管理されていた。今、手をかけない森林が荒廃している。自然環境も狂っている。
付け焼き刃の職人育成が横行している。
“誇り高き技の国日本”これをしっかりと見据えた施策がない。
例えば、塗りの美技だけを教える職人教育。漆の筆を作る職人をどうするのか。漆の山畑の整備、採取する職人、漆を精製する職人・・。他の職種も同様である。最終工程の職人だけで何が出来ると言うのか。
活きた技文化を知らせ、且つ育てなければならない。
教える。あるいは教わるのではない、学ぶ意識と姿勢が重要だ。自ら学ぶは職人の鉄則である。
・目的と行動、自己研鑽の大切さは自己を見すえる育成の源である。子の親でありながら自己が見えないモンスターが多いと聞く。自己を成長させなかった人が多くいるのである。
職人の“一人前になろう”をスローガンに
職人の世界には、バランスの取れた素晴らしい大人達が結構いる。片寄らない真の教育のモデルケースである。
職人の世界には【一人前になる】この言葉が活きている。バランスを要求する言葉であり昔は職人に限らずごく普通に語られた。自己の欠損を恥とし補って行く意識が強かった日本人の基本的姿勢である。今は思いをまとめ、あたかも考えていると錯覚する人が多くいる。テレビでは記憶自慢の偏った番組や知識だけの解説者が知的な顔を演出し結果から記憶をまとめて横行する。
間抜けとは経過が抜けている人達のことだ。羞恥心も同時に欠落する為自己に気付かないから平気である。とはいつても今は環境的に技文化の本質を知るすべがない。
あるのは情報と見学、あるいは視察である。これは脳の辞書に記憶されていくだけだ。必要なのは自身の研鑽である。
この現状から当会の活動を考えれば、まずは経過として、“知らせたい人達”の好奇心と興味を捉え、これに日本の技文化に結び付け、日本の技のスタンダードを認識させたい。一方では現代の風潮、環境を育てる努力もしなければならない。
活動の必要バランスとして不可欠であり、出来る。出来ない。といった問題でもない。何もせずにいたら活動家としての意味がない。ゆえに本質が何も変わらないはずだ。ともかく皆で力を合わせられないだろうか。
とりあえず意識を高める一つの提案であるが【一人前になる】を
流行らせたい。勿論自身の研鑽意識を高め、何かにつけてこの言葉を頻繁に使うのである。自分に何が足らないのか。知識だけではなく、子供のみならず先生も大人も一緒に心がけていくのだ。学ぶに足る内容と思う。
現在、どの活動団体を見ても、知らせる目的が空回り、まさに糠に釘で意味がない。これで何もしないとすれば嘘くさい団体となる。全ての活動団体は本来避けて通れない道である。出来れば共に戦いたい。ネツトを組んで共に推進出来たらと思う。
日本職人名工会 職人の定義
職業を目的とし、物作りの技を修行と言う形で研鑽する。
ここでの意識は更なる完成度を追求する源となる。結果、身に付けた腕、確固たる哲学、そして誇り、固有のプロイズムなどが蓄積され身に必然的に備わる。この技術者を日本職人名工会は“理想の職人”と言う。昔も今も変わらない脈々と流れる本質である。
※職人は“技術的に同じものを作れる。”と言う言い方を聞く。間違いではない。が少し前の手作り量産があった時代の定義である。今は数ではなく手作りゆえの価値が上昇している。
ゆえにクラフトマンと比較した場合、明確さに乏しい。日本の場合のクラフトマンとはアマチュア意識の強い製造者であり職業的な職人とは異なる。このアマチュアの頂点が芸術家だ。しかし芸術家とは作品の為に自己抹殺を覚悟している人達である。その意味から考えれば、クラフトマンと自称作家は職人にも芸術家にも区分しない。しかし、自問自答をし、自己研鑽を旨とする立派な人も中にはいる。少ないが尊敬出来る人であり職人と呼びたい。
 
職人ネットワークと職人区分
1. 日本職人名工会は本物あるいは本物に向かうべき姿勢を持つ職人の表札を掲げる場である。
  現在登録数、380強。ホームページ公式サイト200強。
2. NPO日本の技応援団は全国の地域の職種及び作品を全国に知らせることを旨とする。
3. 当会活動の業務
  職人活動に寄与する事全てがこの活動の業務と繋がる。
発展する意味があれば否定すべきではない。しかし掲げた理念が理想の内容であっても、今の風潮、立場が疑わしき場合や、思惑がらみであれば理想に嘘が出るので否定する。
4.職人区分・・今の時代、職人の誇りと姿勢を重視する。
  下記の区分三種は、全ての職人に当て嵌るが、その割合は職種、あるいは研鑽の度合いによって異なる。求める技が追求する道であれば、自己研鑽から当然、人間性は技に比例して高まる。ここに本物の職人を見る。
例えば、腕だけ良くても誤解している姿勢が見える状態は研鑽が甘い。当然アンバランスが露出する。おごりや停止状態のこだわり理屈と言う未熟である。
  ・研鑽型技 技を通して自己を見つめる姿勢。技量との戦い。欠損部を補う研鑽、ここに蓄積されていく知恵から次第に思考に均衡がとれ多くの発見をもたらす。このことで哲学的背景も研ぎすまされていく。
  ・手慣技 習慣的訓練。技は教わるものにあらず,自ら身につける。これがプロの姿勢だ。しかし、反復訓練の特徴は、ラジオを聞きながら手さえ動いていれば時間の経過で手慣れる技もある。
もちろん研鑽の技でも、この反復訓練は大切な基本である。重要なのは手慣技の職種でも自己研鑽を旨とする本物がいると言うことだ。
逆に自己が見えずに偉そうな人もこの種には多く見られる。
※ プロの技と、アマチュア系の技とどう違うのか。
例えば教わると言う姿勢からくる意識は、アマチュアのお稽古だ。
ほとんどの場合、自己を育てるという意識が連動していない。
クラフトマン時代の特徴と重なり手慣れだけで仕事をしている者もいる。例え職人を自任しても自己が形成されていない為、研鑽が甘く、おごりや自己顕示の理屈で停止する人も多い。これを未熟と言う。
  ・感性技 センスで差がつく。資質の問題は重要な要素である。誤解してはならない。天才は感性のみで充分貢献出来るのだ。ともするとこれを演出する者がいる。これも未熟であり現代に多いタイプだ。天才には身勝手で
ろくでもない人もいる。研鑽度の甘い芸術作家を自任する人がこれをまねる。しかし、優れた芸術家にも優れた人おり、自覚ある本物の生き方をしている人だ。人格や知性は、いくら繕っても、その人の質が言動など考え方に現れる。笑われている対象となるが、本人は気づかないので気の毒である。
     
   

活動をする為の条件
 
活動をする為の条件が必要だ。それは思考条件と一致する。
ひどい社会環境もその洞察力も理解力も、研鑽力も、人を見抜く眼も、資金も行動力も、そして思いも条件を挙げればいろいろある。
全てがこの活動として不可欠な要素だ。言い換えれば“考える”とはこの多くの条件を必要とする。これ以外に考えたと言う言葉を使ってはならない。何が足らないのかを補い続けていく行為であり、実践もこれ以外にない。
一つの例だが、名工会に近付く殆どの人達は,残念な事に単に参加人数やウェブサイトについて、販売であれば売上げ,何人で活動しているのか。見てくれだけの判断を聞いてくる。活動組織にそんな事を聞いてどうするのか。コンサルタントもこの程度である。大学の調査用紙も同じであった。困ったものであり勿論お断りした。
経済優先となった悪しき習慣である。常に大切な経過の努力を抹殺する。
これに気付いていない。しかも本人は分かっているつもりであり困る。ともかく遠回りをしても、分かりやすく説明する必要があるようだ。中道であるが、問題点を示す論文なりをバランス資料として残す。
経過でどんな壁にぶっかるのか。あるいは考え方など素通りしないように書き残しておきその手当としたい。
今、説明しても分からないのである。壁とは常に質的問題である。
したがつてバランス思考が欠落しており、感情機能が優先している思いが多い。現代はごく普通にある壁だ。これが養老先生の言う馬鹿の壁の構成員である。ともかく活動に時間がかかる。覚悟をしていても結構大変な作業、戦いである。技文化存亡の危機にある今日、確かな土台を固めていくこと、これが大切であると確信している。
覚悟を持って実践して行く事をここに宣言したい。        
代表 伊藤建男
 
日本職人名工会 覚え書
 
理想を語るのは簡単である。その前に現実の重たい壁がある。歩調は小さく鈍い。ゆえにまだ創立期。商売であればこんなことはしない。それなりの考え方があるということだ。当会は多くの職人が参加する団体である。その自覚が大切だ。
また2009年に向かって名工会らしい企画も可能となり、いよいよ出発である。しかし、これは常に口癖のように話している気がする。その通りであり、しいて言えば一歩の質が毎回良くなっていると胸を張りたいのだが・・・・。
目的を持つ活動だが、その現実は、社会の理解力を含めての環境との戦いである。

当会の約款であるが会がスタートラインに落ち着いたら最高のものを書きたい、願わくば、関係者全員の羅針盤となるものにしたい。
スタートとは、活動が問題補填の様な作業から脱した時である。
積重ねた経過と体験をもとに理想の約款を作りたい。今は覚え書き程度のもの、未熟なまま継続掲載をしておくことにする。
 
第1章  総則
第1条 この組織は、日本職人名工会と称する。
第2条 日本の技文化を担う職人の団体として構成される。
職人の定義
『職業として物作りの技を修得する為に修業し、完成度を高めんと常に努力する。結果、固有のプロイズムを背景として確固たる哲学を形成し、自信と誇りを積み重ね、修得した技で、複数の同一製品や、優れた単品作品を造り出す者。又は到達すべき理想を掲げ、努力をしているプロの技術者を職人と言う。』
※ 作品は、仕事や生活の物品、工具、道具、鑑賞品や趣向品などを作る。
本会は、こうした職人の中から、日本の技文化に貢献出来る優れた技職人の個人技を尊重して、職人を選出した。対象は伝統の技職人、現代の技職人、企業内の職人など全てを含む。
第2章 目的及び事業
(目的)
第3条 衰退する日本の技の素晴しさや重みを、国内外に広く伝え、技文化の再生を図る。又、職人が望んでいる“信頼や価値感”“作る人と使う人の交流”“職人の誇りと立場”などを重視し活動に繋げていく。全ての活動は“技文化本位、職人の為の組織”として収束する。
(事業)
第4条 目的を達成する為、次の事業を行う。
職人の窓口として事務局本部を設ける。その業務を司る企業を『技』とした。
(1) 全国の現役職人調査、選定、実態記録に関する事業。
(2) 活性化活動。作者が明確で信頼性が高く、日本の技として紹介出来る物品の内外発信“作り手と使い手の交流事業、日本の技の啓蒙活動“職人を通した技と精神の教育活動”
(3) 地場の特徴的名工の抽出及び関連事業、ボランティア研究員システム。
(4) 登竜門事業、名工への道支援。名工展。職人の育成。
(5) 組織維持活動。後援・支援・応援団活動。職人技再生プロジェクト(技ベンチャー)職人に関する各種関連事業。コンテンツ事業。 職人技活性化の基本活動。職人マネージメント代行、権利代行、広報活動、 出版活動、販売活動。等
第3章 会員とその区分
(会員の種別)
名工会の会員は、大きく分けて職人と応援団に分かれる。
☆職人
第5条 日本職人名工会では、職業として技の修業をした者を職人とし、アマチュアイズムの枠は構成しない。厳しい生き様から誇りと職人哲学を持つプロを対象に組織を旗揚げした。
又、アマチュアからの作家であっても長きに亘って切磋琢磨し、その域を脱し相応しいプロイズムを持ち、優れた職人と同等、叉はそれ以上の哲学を有する人は初代職人であり誇り高き仲間として迎え入れた。
第6条 職種
全ての職種を対象とする。
1 .

2 .
現時点で地場性の強い職種、その土地のしきたりや習慣に関与する職種は地域での価値を尊重し、地域で大切にし育てるベきと考えて削除した。
但し、力を失い消えていく状況にあるものには注意を払って対応したい。郷土色の強い物でも、既に全国認知を持つ素晴しい職人については、日本職人名工会とし参加対象とした。
☆応援団
  応援団とは日本の技文化の現状とその再生に関心を持ち、共に考える応援者の総称。
理事、後援、支援、谷町、友の会など
第7条 後援
行政施策だけでは現状況から考え、日本の技が今後10年程で再生不能な状況に陥ることは必至である。活動の不足部を互いに補い現状を打破する時期は今をおいて他にはない。日本職人名工会は行政施策と両輪をなす活動を目標に、行政で行えない新たな分野へ挑戦する。その為には、本活動の賛同者、行政団体、マスコミ等、同じ方向が見える方々等、多くの後援者を必要としている。
第8条 理事会
本活動の目付として日本職人名工会の活動に賛同する有識者に、支援を呼びかけ理事を依頼する。
1 . 職人の現状及び推進活動を事務局が報告し、全体の方向を把握する機関。
2 . 理事長、副理事長、理事等で構成される。定期的に勉強会と例会を行う。
 ※理事の条件として支援金(年会費)を徴収する。創立期は活動資金として活かしていく。
 ※その後の集金基金は、技再生プロジェクト“技ベンチャーシステム”構築へ向ける。
第9条 企業応援団
活動に賛同し、資金的援助を申し出る企業を言う。
1 . 支援会員は、真に技文化の再生と発展を願い、日本職人名工会を応援する。
2 . ここで集められる支援金は、当初日本職人名工会推進活動に活用されるが、次第に日本の技文化再生と発展の両面から技ベンチャー色を強く打ち出す。日本の技再生を真摯に捉え、あく迄も熱い応援を頂ける企業を基本とする。
3 . 応援者と日本職人名工会そして職人は、職人文化推進の為に、互いに立場を尊重し参加する仲間となる。各後援社、支援社などの要望については条件に沿って対応する。
4 . いかなる活動も、日本職人名工会を軸とし、統一コンセプト下、事務局の承認を得て具現する。
第10条 日本職人名工会研究員
  地域職人調査と職人文化の情報収集をする為に、研究員として知的ボランティアを全国から募集する。 日本職人名工会の重要な活動とし、その研究は、本人名でサイト上などに発表する。
第11条 個人参加応援団
 . 谷町応援団
本活動の重要性に意気を感じ、理屈抜きで日本職人名工会と同じ志を持って応援して頂ける器量のある旦那衆。
※ 支援金(年会費制)とする。創立期限定の参加システムとするが、活動停止したその段階から、特別応援団に変換する。特別応援団とは、創立期にご理解頂いた協力者として感謝意味を込め期間を決め 継続登録される。
第4章 役員 等
第12条 役員と其の職務
日本職人名工会には次の役員及びスタッフを置く。
(1) 会長 1名  初代 立川談志師匠
     (体の都合で辞退されました。ありがとうございます。)
新会長  現在未定
職人総代  吉原義人刀匠に当会の顔としてお願いしました。
日本職人名工会の顔であり、日本の技文化促進と再生の要とする。
※優れた職人及び日本職人名工会発展に寄与した者を称えるシステムを構築
※名誉会長及び顧問
名工会に名誉会長、及び、顧問を置くことができる。随時 会長に指示を仰ぎ決定する。
(2) 副会長は、会長を補佐し会長の都合によっては、その職務を代行する。
人選、及び定員は会長に一任する。
(3) 顧問は、 会長に一任する。日本職人名工会の大きな精神的支えとして機能する。
(4) 代表は、 1名 伊藤建男 (創立者)
全ての責任が伴う具体的な活動の要として統括する立場をとり、代表として業務全体の管理責任を持つ。又、あらゆる決定事項に対し、創立者として、創立の精神に鑑み、これを貫く。最高目付けとして、全ての活動実施の最終決定権を持つ。代表は会長を補佐し、決定事項を全体に徹底する。   ※ 代表指名にて代表代行を置く事が出来る。
(5) 理事は、 会全体の目付けとして機能する応援団。基本的には日本職人名工会の安定化の諸問題に関与し、大きな力として活動全体の目付けとしてカバーする。          
・ 理事会議は5名以上を基本とする。但し各会から代表指名にて参加要請する場合もある。
(6) 職人相談役は、代表的職人及び技の有識者などから選定。職人の気持ちが分る事と、目利きとして優れた洞察力を持つことが条件となる。多面的に実質技活動推進の相談にあたる。
・基本的には職人精神と技質に関するアドバイス機関とする。
第13条 以下は代表直轄機関とし代表が指名する。
(7) 活動推進委員は、創立期の全体の活動に対し、代表の良き相談役として機能する。
(8) 企画推進委員は、日本の技文化に熱意を持つ人で委員会を構成。職人技を時代の中で再生させること、日本職人名工会の活動の全てに関与し全方向を捉え、日本の技文化促進の重要なセクションとして具体的企画を創出する。統括本部企画推進室を設け室長を置く.必要な場 合プロジェクト化し外部も期間限定で要請することも可。
(9) 広報活動推進委員は、日本職人名工会の広報的活動を推進し、ここに派生する具体的企画も創出する。
(10) 制作委員は、日本職人名工会の根幹を成すサイトや制作物のビジュアルなど、一貫した制作コンセプトの下、目的に準じて全てに対応する。全ての事項は事務局の指示を必要とする。
(11) 版委員は、制作の直轄として機能。機関紙の制作など印刷物の出版を中心に活動。
(12) 事務局委員は、日本職人名工会事業の活動の要となり専属で事務作業を行う。又、持ち込まれる企画など具体的な活動に対応し、セクションに分かれ、これを確認し実行する。
(13) 海外担当委員は、サイトの英語版など、極めて重要な意味を持つセクションとして機能する。
(14) 研究員は、技の研究員として全国的ネットワークを構成する。各地の知的ボランティアを結集する応援団。各位の研究を具体的に活かしていく。使い手側との交流活動の一貫として構成する。知的活動から、情報収集、地域ならではの固有の技の研究なども行う。
(15) 技再生プロジェクト・技ベンチャー推進委員は、理事会から発展させていくプロジェクトで、企業が日本の文化を守る意識から日本の技を保護し再生する為に、技を伝える伝承職人の新事業をバックアップする。そのシステムを作る。
(16) その他、重要なセクションは必要に応じて組織化する。
第14条 役員任期と再選
(1) 会長は、創立者からの尊敬と強い要望、そして多くの職人からの意見を加味し決定した。
初代会長の任期は本人次第とする。
(2) 内勤以外の他の役員の任期は2年、但し再任を妨げない。本活動は情熱ある人の続行を歓迎する。
(3) 役員が途中で退会した場合、補欠を立てるが、その役員の任期は前謝の残任期とする。
(4) 役員は任期満了後も、後任謝が就任するまで、その職務を行う。
(5) 原則的に役員の中で会長から創立者(代表)までの任期変更はない。但し、止むを得ない事情により変更が生じた場合、退会者が後継者を指名し準備期間を経て理事会に報告しこれを決定する。職人と気持ちが通じる人柄を最も重視する。 
(6) 職人相談役の任期は、本人次第とするが原則的に機関を予め決めてその都度確認を取る。後は前年者の情熱を受け継ぐ後任を推薦することも可能。決定は幹部及び職人からの評判等を調査し、理事会に確認する。
 
第5章 職人と日本職人名工会のルール 技会員(職人)について
前提. 日本職人名工会の職人各位は、自己を見つめ研鑽を積み重ね道を極めて来た人間であり、あらゆる職人の誇りを尊重する。 昔から言われている“職人として風上にもおけない”といった風潮を慎み、職人精神を尊び、関係者も含め全員意識し、これを守って行動したい。本物としての自覚を持つことが大前提である。
第15条 “日本の技文化向上”日本職人名工会の理念に則した幾つかの確認事項を決定する。
1  本活動は、常に相手を敬う気持ちを基本とする。この大前提があってこそ日本職人名工会の活動から、様々な可能性を引き出すことが出来る。
2  日本職人名工会の取り扱い作品については、必ず“職人名”を入れる。
職人の誇りとしてきっちりと示す。これは信頼の証である。名前を入れない事が昔は職人の美学であったが、混沌とし、信頼感が乏しくなった時代、唯一の確かな日本の技のスタンダードとその価値を明確に知らせる手法である。誇示する事でも無く、使い手とのコミュニケーションの証として行う。日本職人名工会の信頼マークも同様である。
3  日本職人名工会として集うことの重要性と意味を常に根底におく。
優れた職人が、全国レベルで集う事で、可能性が波紋のように生じる。掲げた目的の具現、さらなる高揚、スケール感の広報的価値、国内外にあまねく拡大するチャンスも派生する。;?加えて日本の技再生など全ての事業の周辺も固まり、個々では出来ない可能性が拡大する。
又、より良い日本の技の窓口ともなり、マスコミなどの対応も可能となる。 活動は全職人の立場向上にも重要な意味を持つ。日本職人名工会とは参加することで、互いに活かし合い、その可能性に挑戦していく組織である。互いの為の良い環境、本物の組織を作る為に集うといった考えに立脚する。
 
第6章 サイトとそれに伴う事項。 ギャラリー、特別企画、個人展示館 
第16条 職人の技を広く認識させる為に、まずサイトを基本とする。その意味は、第一に職人の プロフィール、第二に作品を深く堀り下げたミュージアムコーナーとする。
1  プロフィール
掲載の仕方は、40丁目に区分され各町は同職種でまとめた。個人データーが掲載される。
2 

ミュージアム
見せるエリアとして設立した。ギャラリー、特別企画、展示館と3区分した。

(1)ギャラリー
特定職人の個展で、作品を20点以上展示する。最大20職人程度とする。

(2)特別企画
同種作品を集めたり、新テーマで異種職人の作品を集めたり、新事業として新たな世界を創作したり、又、作品数が少なく個展を行えない業種をテーマでまとめたり、使う側からのアイディアを活かす企画を具現したりと、日本の技文化に極めて重要な意味を持つコーナー。日本職人名工会の発展と大きく関与するエリア。

(3) 展示館
展示館とは、上記ギャラリーや特別企画が日本職人名工会指示で行うのに対し、展示館は職人個人のエリアとなる。内容及び形式も自由である。個人職人の自薦の作品とその紹介を軸にした作品展示サイトとなる。名工会のサイトに個人制作のホームページのリンクが不可の為(第17条参照)、その見返りとして作ったエリアである。但し、個人のサイトではあるが、初めの制作は日本職人名工会として無料で立ち上げることを原則とした。
しかし、基本的には個人サイトの為、変更及び入れ替えは、サイト制作費として実費程度を徴集する。本有料案件については日本職人名工会の活動に寄与すべきとの多くの職人の好意的意見で決定した。基本的には参加全職人を対象とする。   
 

第17条 サイトにおける禁止事項
1 . 日本職人名工会サイトに職人が個人で作成したホームページを原則的にリンクすることは出来ない。
個人のホームページには、昨今のデパートの職人展の実態と同様、輸入品や、本人以外の製作した作品等も一緒に掲載されている場合も多い。従ってその信頼度も考え、全職人の総意として不可とすべき決定をした。日本職人名工会としては“本人が関わる作品”のみ扱うのが原則である。
2 . 個人で作成したホームーページ内に“日本職人名工会”の文字を入れることも原則的禁止する。
その理由として、“日本職人名工会”の名称検索により、個人サイトが浮上してくることが問題となる。組織として団結することにより生まれてくるあらゆる可能性への挑戦は、職人の誇りと現状の改善、向上を目指し、日本の技の基準を示す唯一無二の組 織を作る為の決定である。
但し、個人制作のホームページ内に日本職人名工会の名前を入れる予定の職人に対しては、ロゴを提供するので、そちらを使用する形をとる。
3 . 尚、日本職人名工会サイトで製作したビジュアルは参加職人、関係者も含め、日本職人名工会代表の許可なしに使用は出来ない。
第7章 権利                                      
第18条 全ての会員(職人及び名工会応援団)そして設立関係者の総意により、 日本職人名工会が関与した事項については、職人文化活性化を目指す会の原則として、派生する権利の全て を日本職人名工会事務局が職人を代行し、全管理をする。
権利とは 映像権、販売権、著作権、ネット販売権、通信販売権、イベント興行権、代理販売権、レンタル権、出版権、取材権、交渉権、Webサイト権、製作権、など全ての管理業務権、その他かかわり合う本活動に関する全権利を対外的に有する。
こうした権利をビジネス的に使用する依頼については職人の権利を含め、日本職人名工会が状況に適合させ条件内にて期間を切って許可業務を行う。
第8章 会員資格の喪出
(技会員 資格の喪失)
  前提 技会員の存在が確認出来なくなった場合、日本職人名工会参加職人としての資格を失う。
(会員の退会)
第19条  
  1、 技会員の退会は本人の意思次第とする。復活は 本人の希望があれば審査し復帰することも出来る。
  2、 企業会員が退会する時は半年前予告とする。
  3、 友の会や谷町などの応援団については、本人次第とする。
(技会員の除名)
第20条 技会員が下記のいずれかに該当する場合、関係者の意見を参考に調査し、理事会で議決する。その結果で決定する。但し本人の弁明内容如何によっては、双方で解決の糸口を好意的に考える。いかなる決定も閉鎖的になってはならない。
名工会の除名対象となる事柄
(1) リタイア以外で、その活動ぶりから 職人ではないと判断される場合。
(2) 職人から完全な経営陣になっている場合。但しアイディアから製作まで優れた技を背景として部分参加している場合は別とする。 
(3) 職人の立場から見て疑わしき技量、怪し気な作家と判断した場合には除名する。
(4) 一流職人として、あるまじきルール違反、例えば日本職人名工会の活動主旨に反し、日本職人名工会を身勝手に利用したり、会の関与していた得意先に裏取り引きするなど、職人らしからぬ行動が発覚した場合、理事会にかけ指導するが、悪質な場合、職人全体の総意の下、発表し退会処分とする。
(5) 職人の風上にもおけない”と言った言葉の重みと誇りを逸脱した職人は職人にあらず、従って除名対象となる。日本職人名工会に関る全ての関係者についても同様である。
(企業会員との契約変更及び解約)
第21条 企業会員と日本職人名工会との話に初期と食い違が見えた場合や、日本職人名工会の規約から判断し異なる方向が生じた場合、状況調査の上、話し合い、その結果円満な解決、又は対処変更、又は 企業会員を除名する。変更は契約期間中であっても実施される。判断は理事会を召集し決定する。
 
第9章 管理業務
(職人リスト管理)
第22条 職人の総意から、名簿は如何なる者にも一切公開しない。これは職人名工会の創立者と多くの個々職人との当初よりの約束であり、要望でもある。
※ 名簿管理は理事会の確認の下で直轄の担当が取り扱う。勝手に持ち出したりは刑法上の問題とする。必要な場合、代表の許可を有する。
(役員報酬)
第23条 内勤、常任以外の役員は無報酬とする。 又、事務局代表が理事会;?の承認を得て定めた場合のみ、管理事務局と本人との相互間ルールに従い成立する。創立期においての常任者についてはあらゆる犠牲を払っており、その対価は処理が可能になった折、常識的範疇にて対応する事。
※会長の表への参加は会長の仕事の性質上、日本職人名工会であろうと条件下での支払いは派生する。 又、外部からの依頼については随時、依頼者と相談し決定する。
第24条 日本職人名工会に参加する職人が、日本職人名工会を通した形で、取材等を外部依頼された場合、講演料的なものを徴収する。協力すべき企画から、仕事として考えるべき企画まで、職人に代わって交渉に当たる。
第10章 会議と報告
(全体会議)
第25条 会長を含めた全体の会議と懇親会は一年に一回実施をする。理事会は必要に応じて代表 が召集する。
※ 但し日本職人名工会の活動創立期についてはこの限りではない。
(収支と活動報告)
第26条 名工会としての収支は、管理事務局“(有)技”の収支として報告される。活動報告と共に理事会にて全体会議を行い毎年発表する。年間の活動報告と簡単な会計報告は総会にて発表する。    
※ 創立期の長きに渡る活動借入金については、職人組織の常識として収支に計上し返却する。ゼロから立ち上げた創立期、関与した人々の努力無しには出来なかった。頂いた心を特に重視し職人の会として感謝の意を表したい。
第11章 覚書・約款の変更について
創立期は日本職人名工会の精神とその理念に合わせ、現状判断から活動し理想に向けていく。次代の日本職人名工会については、当然創立期とは異なる状況や環境となる。その段階で本書は変更する。
第27条 代表の意志で代表権を後任に譲る場合
  いずれは幹部交代の時期が来る。代表推進力を強く打ち出した創立期の本覚書は、馬車馬のように前進した初代ゆえにバランスがとれている。交代する者とは推進力の点でも根本的に立場が異なる。次代以降はその環境と時代適応力を含め、その時の力のバランスを考えて本覚書を調整する必要を感じる。常に日本の技文化の再生と発展の為の組織でなければならない。特に軽薄な環境、体験なき理論や理屈が横行する今日、日本職人名工会が同様な組織にならないとも限らない。自己を研鑽した職人は、たちどころにその思惑や軽薄さを見抜くはずだ。こうなっては日本職人名工会の存続は意味を持たない。職人の歩んで来た遠い道を考え、日本職人名工会の挑戦を止めてはならない。哲学の道、その追求以外の道はない。これが推進する者の立場。代表の指示により本案の変更は行うが、常にその理由と変更部は公表する。又代表権を譲っても創業代表は会全体の最高目付けとして決定権を有する。目;?の黒い内は、おかしな方向には向けないという職人精神をもっての決定である。
   
 
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