職人になりたい人達の為の職種ガイド“中学生からの職人塾”を出版しました。著者は 伊藤建男、当会の創立者、NPO法人 日本の技応援団の理事長です。 大人が読んでも興味深い内容も取り上げており、楽しい発見があります。 この製作にあたっては職人さんを初め、多くの方々のご協力を頂きました。 本書が日本の技を認識して頂く糸口になれば、本活動もご理解頂けるという思いで執筆致しました。
発行:リヨン社 発売元:二見書房 定価:本体1,400円+消費税
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刀鍛冶の最高峰 無鑑査刀匠18名のひとり『河内國平(かわちくにひら)』の作刀の技と研究の成果を見る一冊。 七支刀とは・・・日本書記に百済からの同盟の使者により倭(日本)の王“神功皇后”に献上されたとする記述があり、奈良の石上神社(いそのかみ)に伝えられている“3本に枝刃した鋳造剣(74.9cm)”であるが、明治になって刀の金象嵌文字の発見から文の解釈をめぐって諸説あるようである。贈られた剣の他に七子鏡(ななつこのかがみ)があるが、これはアメリカのボストン博物館にあるものがそれではないかと言われている。
雄山閣創立90周年 記念企画出版! 鈴木勉・河内國平共著 職人名工会 6丁目-35
刀匠が前回出版したはベストセラーとなった。過去の刀剣を 書いた本とまるで異なり、刀匠の心構えとその技が、素晴らしい写真(宮田昌彦)と共に分かりやすく紙面から捉えられる。 学者のまとめ本とは違い、太古の技を伝え続けた“刀匠達の誇りと厳然たる事実”を明らかに代表し “読者に知らせたい”思いに溢れている。刀剣界きっての生き方を語れる理論派である。
河内国平・真鍋昌生共著 職人名工会 職人名工会 6丁目-35
『猛妻注意』の木札か江戸文字で書かれ自宅の玄関に下がっている。書きはじめた頃の洒落札である。会うたびに新しい千社札があり「こんなのどうだい」周りも巻き込まれておもしろがっていた。やり続ける意地と張りは正に江戸そのままであり、一つの粋がここに結集した。すでに500以上あるのだろうか。会うたびに頂いた当時の洒落札が名工会にもあるが、初期の文字から見ていくと江戸文字立川流の足跡を感じる。職人であることに加え、立川談志家元を師匠とする一門の唯一の色物の芸人と言う立場もあり職人名工会で唯一の存在。因に奥さんは支え続けた素晴らしい人であることを付け加えておきます。
立川文志著 二玄社 職人名工会 15丁目−1