多くの刀匠の夢がある。条件の異なる時代を超えて思いを巡らす。その思いが日刀保(日本美術刀剣保存協会)の新作刀展覧会に集約される。このコンテストで常に顔を出せることが、認められる事に繋がる。
作刀の為の条件とは全部でどのぐらいの項目になるのだろうか。その全てが重なって構成される。技と姿勢、感性、置かれた立場、人間関係と資金、納得、理解、事に立ち向かう強さ、現時点の状況、全てが大いに関係する。その中で自己と戦うのは大変なことである。備前一文字派、変幻の炎の中、古刀の刃文を再現する。刀匠は精神力と積み重ねた技を持って、夢の具現へにじり寄る。
名工会に参加する職人のほとんどが、心技一体を心掛け、驕る事なく自己研鑽を旨とする人達である。刀匠として相応しい人格は、持つ人にとって誇れる刀剣を造り出す事を確信します。 この親方に製作を希望する場合にはまずはメールにてご連絡下さい。
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