輪島源流を行く職人といえば、塗師の親方になるが、この輪島の塗師から言わせてもらえれば、作り手から使う人に引き継がれ漆器を愛用して下さって始めて艶のある良い漆器に育つ訳で、ここでようやく価値ある漆器が完成するとのこと。
扱い方は簡単である。硬いもので擦って洗うのではなく、こびり付いた物は、お湯に少々付けておいて柔らかいスポンジで洗剤を付けて洗う。本物ならばこの程度は大丈夫。酒類などの汚れは早めに洗う。電子レンジは絶対に不可。冷蔵庫に長時間入れるのも問題。など、ちょっとした気づかいで長く愛用できる。化学塗料など、例えばペンキなどがはがれているのをよく見かけるがぼろぼろになっている。漆は至る所の史跡から発見されているほど丈夫なものであり、歴史を越えてきた強さは保証つきである。又、持つ人の気持ちにゆとりに豊かさを感じさせるのも漆器ならではと思う。
作り方が他の漆器と違い、上塗りまでに手がかかっている為、実用とはいいながらも高級なものである。しかし100年持つものであり、修理すれば又100年と何代にも
亘って使え、厭きもこない漆器であり、益々安いものとなる。 価格などのお問い合わせはinfo@meikoukai.comまでお願い致します。 送料を改定しました。お買い上げの合計額が一万円以上で送料無料になります。(2010,7) 作品の画像をクリックすると詳細が見られます。 |