職人の住む町
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リヤカー 山田氏の頭から様々な特注のリヤカーが造り出されていく。お豆腐屋さん用。花屋さん用。風鈴屋さん用。そして遊園地用の移動ベンダーリヤカー。さらに自転車やオートバイ用のサイドカー、そして牽引リヤカー。何と言っても素晴しかったのは幼稚園児用の御運びリヤカーである。子供達が喜んでかたずけをしたり、お手伝いをすると言う。
子供がリヤカーをひっぱって歩く姿はとても可愛いもので、しかも本物ですから大変丈夫です。まだまだアイディアが出てきそうな親方である。

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  18才で先代の弟子になる。当時の仲間は競い合って技を覚えた。皆んな昼休みも返上して練習し勉強した。今考えればかけがえのない青春であり、懐かしい思い出です。溶接の技術が当時は非常に材質が悪く難しかった。 それだけに技を競えて張り合いもあった。
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  手を抜かずに気配りのある製品を心掛けて来た。時代に一見逆行しているかの様な仕事と思われがちですが、今も月に普帳のリヤカーだけで50台は出ています。
先代とユネスコの依頼を受けアフリカに200セットのリヤカーの原材料と技術を教えに行った思い出がある。
 
リヤカー リヤカー
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  "品質、仕上げなど絶対に他には負けない製品" と言い聞かせてきた。
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  お客さんが買うのは一台、したがって沢山作っているのではなく一台一台綺麗に作り、喜んで使って貰えることを考える。いい加減な気持ちでは綺麗なものは作れない。

 

職人名 山田光男(やまだ・みつお)
雅号又は銘  
生年月日 昭和23年7月2日
職種(種) リヤカー
作品(アイテム) リヤカー、一輪車 他
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
1年で一つのセクションの手伝い。4〜5年でそこをまかせられる。
10年で全体が見る事 ができる。設計からとなるとバリエーションもあり15年はかかる。
技の種類や工程
昔の鉄パイプの材質が悪く、溶接と曲げにかなりの経験を要した。しかし今は材質も良くなった。したがって技と言えば曲げや溶接時の火加減で出来るねじれの調整などに 注意し、完璧な製品を心掛けている。
現在の立場(役) 指導的立場
次代 他  
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