加藤家は親類を含め甲冑師の一族である。道具、節句、実物復元と様々な甲冑を作ってきた。
加藤師の先代、一冑は絵師を連れて財産を投げ打って甲冑研究に全国を行脚したという。
当代の加藤師(一冑)も父の影響から、父の資料を参考に全国の甲冑を研究している。縮小版の飾り甲冑から本物の復元まで。また、数々の社寺や江戸博物館を初め博物館の本物甲冑の修復、復元等、甲冑本来の仕事も多い。舞台などの道具としての甲冑は、時代考証を踏まえ乍ら軽くしたり、様々な工夫がなされている。また、デパートなどでは最高級品として展示され、どっしりとした構えを見せている。
■ 歴史
鎧兜の時代考証し江戸時代までの作品を作成。 |