一水、粟田口清信と並ぶ京都奉納甲冑の重鎮のひとり平安武久(ぶきゅう)。一子相伝に受け継がれた技と細部にまで心を行き届かせた奉納甲冑の雄。技は京物ならではの優しい雰囲気を漂わせ、本来の奉納甲冑の贅をつくし武久作を見せていく。デパートの売り場においても一水同様最高ランク、別格の甲冑師である。
18才より先代(実父)に師事。言葉や手で教えてもらえないので仕事を盗む。
重厚なイメージの甲冑をよりやさしい雰囲気の甲冑に仕上げる。生涯勉強。
不情身命 。
伝統の重圧へのチャレンジと、豊かな感性作りへの常日頃の努力。
職人名
:
佐治壽一(さじ・ひさかず)
雅号又は銘
:
平安武久
生年月日
:
昭和13年6月6日
職種(種)
:
京人形(甲冑)
作品(アイテム)
:
手打出し兜 等
技数(積)
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弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
工程中の手加減。
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技の種類や工程
鍛金はじめ甲冑の完成までの各々工程ならびにデザイン。
現在の立場(役)
:
生涯現役
次代 他
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