息子善博さんと共に現役として重要部分に目を光らせる現役である。「父に師事しました。 父は腕は良かったが世渡りは下手な典型的職人でした。大きな借金を作り、問屋に雇われて仕事をしていました。私と兄は小学校の頃から鍛えられました。」と語る。刀剣の技を学び、かつての刀匠のように古式鍛造でひたすら鎌を作る。
■ 歴史 天正15年(1587年)長宗我部地検帳に鍛冶屋が399軒記載されている。其れ以前より、鍛冶の歴史始まっているが、土佐刃物は天正期と定説されている。