職人の住む町
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殆どが他社銘で依頼され作っているが氏の銘は源助久。家庭用からプロに至る牛刀まで、全て材質に合った最高のクオリティーを求め引き出す。沢山ある内の一本が購入する人の大切な一本になることを常に自覚し、納得出来る製品を作り続ける。最近は鋼のようなステンレスや、ステンレスと鋼を包み合わせた割込みの品質が向上し、ステンレス自体の品質も飛躍的に向上し従来のステンレスに対するイメージとは程遠く、凄い物が出来ている。 早くからこうした材料にチャレンジすることで目的に応じた牛刀を製作している。
製法は打ち抜きから鍛造まで行ない、牛刀一筋に作り続けた技は、あらゆる対象を満足させられるものである。しかし、問題は鍛造で最近は民家が密集し鍛造の叩く音が大きく、苦情が入り、なかなかできないのが辛いと言う。そのせいか、たまに行うと楽しいとも語る。また、ナイフなども趣味として作っている。

  15歳で義理の父村上梅治に師事し現在も尊敬している。始めから牛刀作りに従事した。炭を割ったり、コークスを洗ったり、泥をこねたりの毎日であった。
  助久の包丁として作り方は変わってきても誇れるものでありたい。プロからアマチュアまでの調理道具として、材質の目覚ましい発展は製造面での幅となり、打ち抜きから鍛造までクオリティー面で優良な包丁が製作可能となりました。その意味では鋼など昔と違い大分楽になっています。
 
  常に良い製品を作ること。
  沢山の中の一本であろうと絶対に手抜きをしない事。

 

職人名 吉友真康(よしとも・まさやす)
職人区分  
雅号又は銘 源助久
生年月日 昭和11年8月2日
職種(種) 包丁
作品(アイテム) 牛刀
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
下こしらえで3年程度、だいたい3工程を考えている。全工程となると10年はかかる。しかも特注品は手作業と感性が大きな要素となってくる為才能なども必要となる。
技の種類や工程
だいたい30工程に分けている。
現在の立場(役) 生涯現役
次代 他  


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