職人の住む町
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名工“深井理一”先代を継でいるのは、夫人尾里氏と娘さん。共に深井理一を銘として技を伝承し守っている。尾里氏は夫理一さんと二人三脚できた。夫の考えをそのままに、お客さんに喜んでもらえるもの、自分が納得のいくものを作り、一生おつき合いが出来る紐作りを心掛けている。現在外国製や機械製の物が増え、手で編む組み紐の需要は激減している。
しかし、何人かの江戸組み紐職人達は本物の良さを知らしめるべく頑張っている。
最近は見えないところは機械編みや輸入物等を入れて手抜きをしている物が多いが、当代も先代同様、紐の内側に至まで頑にこれを貫いく。頑張ってもらいたい組紐職人である。

■ 歴史
飛鳥時代から奈良時代にかけて、大陸から伝わり日本独自の組み紐となる。


  主人の技を継承しています。
  使いやすさと云う事から、洋角メ(奈良組とも云います。)の場合、中に芯が入りますが表と同じく中の芯も手組の紐を入れます。その事により締めた時、適度の収縮が得られます。
 
 
  使いやすさ、締めやすさを心掛けています。自分自身納得のいく品物をといつも心掛けています。
  私共の姿勢を受継いでくれたらと思っています。

 

職人名 深井尾里(ふかい おさと)
雅号又は銘 深井理一(ふかい りいち)
生年月日 大正8年5月19日
職種(種) 組み紐
作品(アイテム) 丸唐帯メ、洋角帯メ、男物羽織組 他
技数(積)
次代、素人から始めて手伝えるような状態になるまでの期間
5年位。
技の種類や工程
糸を操るー経尺(へきり)ー撚るー玉に巻き組むー仕上
現在の立場(役) 生涯現役 続けられる間は続けたいと思っています。
次代 他  


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