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18歳で関田装身具に入門、三人の兄弟弟子がいました。修行中は掃除、風呂焚、
使いなどは当たり前でした。初めての練習は銀でやりました。しかし主に
炭研ぎばかりでしたが。早いもので私が70歳になるとは驚きであり、時間の
経過に愕然とします。まあ無我夢中といいますか、いろいろです。
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細かい仕事ですし、その人の根気とか、持って生まれた感性などがかなり
必要な職種と思います。宝石など高価な材料になりますので、問屋さんなど
と組んで仕事をしますからその点でも今の時代、仕組みといった別の意味で
難度が高いことになります。昔は育てようとする問屋の旦那がいました。
今は残念ながらいません。この点も技より現代に適合する捉え方が必要です。
修理は新たに作るより厄介ですが腕を現す喜びもあり、何が自慢かと言われ
れば修理と答えたいのです。新たなものは石があっての特注品などが主で
あり、デザイナーなどと組んで行うこともあります。 |
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元は15cm程度の小刀の様な道具だったが、数十年のうちに削ら れて"日本刀にそっくりになったもの"。 |
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今回、親方が作った作品。手付きが速いが常に正確。 石はオパール、ルビー、ダイヤ。 |
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“ 単純なものは偉大である ”。突き詰めていく美しさもそして技もシンプルでなく
てはならないと思っています。
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希望者はいますが、自他の状況、問題点など様々な理由から取れないのは他の職人の場合と一緒です。
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