職人の住む町
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寛永元年から200年以上の伝統を持つ山形和傘は最盛期で100軒を越え作製されていたが、現在は古内家を残すのみとなった。

童謡 あめふりの一節で、「蛇の目でお迎え嬉しいな」の蛇の目は和傘の模様がヘビの眼のようなことから和傘をじゃのめと呼び、現代の洋傘には無い、傘を叩く乾いた雨音と張られた紙の耐水用油がほのかに香る、和傘と共に失われた雨の日常が歌われています。このパリパリとした独特な音が雨の日だけの特別な楽しみとしてあったのだろうなと、そんな情緒を感じさせる和傘をお楽しみ下さい。

■ 歴史
日本の和傘は1200年頃に作られ、山形和傘は寛政元年(1789年)。


  32歳より先代の父へ師事。先代の隠居後は全行程を一人で行っています。
ロサンゼルスジャパンエキスポ出展、タイバンコクアジアクラフトフェア出展
  山形和傘は、風雪に耐えるために46本は必要である。反して、重さは一般的な和傘より軽量になるよう作られ、女性でも楽に扱うことができる工夫がされております。現在では私だけが製作しており、他にはありません。
 
  使う人の身になって作れ。先代の父から何度も言われた言葉です。
 

 

職人名 古内清司(ふるうち・きよし)
雅号又は銘  
生年月日 昭和27年10月27日
職種(種) 和傘
作品(アイテム) 蛇の目傘、番傘、ミニ傘
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
約3年
技の種類や工程
骨つなぎー間分けー軒付けー中置きー平張りー折つけー手元付けー頭張りー白仕上げー頭しぼりー軒先切りー化粧ー油引きー漆塗りーかがりー仕上げ
現在の立場(役) 引退
次代 他
   


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