花巻傘は1801年頃、流浪の熊本武士千葉左近が始め、花巻の下級武士に広がっていったらしい。今では明治38年から始めた三代目 滝田家一軒のみとなった。傘の素晴しさは時代の用に応えながら姿を変える事なく美しさを保ってきた。無骨な喰い詰め武士の糊口(生活費)稼ぎから作られてきた。用とするのみならず今尚女性の美しさを演出する道具であり、傘をさして歩くその姿は粋であり男も女も、華と安らぎを感じる。傘には様々な種類が今もあり、舞踊の傘、粋な蛇の目傘、時代映画のシーンを見る番傘など時代を演出してきた傘はまだまだ深みを持って活用出来るツールであると期待出来る。
24才の時に家業である和傘作りの道に入り、父親に弟子入りする。弟子入りから24年、全工程をマスターして傘作りを頑張っています。
全国に何人の傘作り職人がいるか分かりませんが、一人で一本の傘を作れる職人は何人もいないと思います。
自分の作った傘を雨の日に喜んで使って頂ける傘作りに心掛けています。
職人名
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滝田信夫(たきた・のぶお)
雅号又は銘
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生年月日
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昭和28年6月1日
職種(種)
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和傘
作品(アイテム)
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蛇の目傘、番傘
技数(積)
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弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
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技の種類や工程
傘作りの全工程を一人でできます。
現在の立場(役)
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現役
次代 他
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