まさに美しき鍛金技の結集。異なる金属に熱を加え打ち合わせ、部分削りなど様々な技法を駆使し、美しい文様は、赤銅、金、銀を発色させ、独特な高い完成度で光沢と繊細さが印象的。刃物で言えば異なる鉄や鋼を重ねて叩き模様を出すダマスカスト鋼と言ったところ。
職人の技の善し悪しについては、駄目な人は何年やっても駄目と言う事で才能が大切である事を語る職人は多い。年齢、経験日数などあまり関係無いという。まさに杢目銅を始め20数年間、当所から毎年、数々の輝かしい賞の歴史を持っている千貝氏は、才能がある職人の一人に違いない。何とかこの技を後進に伝え、指導をしたいと考えている。
秋田の伝統の火が消えてはと考え、現代的な要素を加えて花器や水滴(書道用の水指し)等を製作してきた。元々はステンレス加工から始まったが何でも作る事が好きであった。
秋田に伝わる伝統の技を伝承する人は非常に少ない。杢目銅は多種の金属を重ね、発色の違いを落ち着いた美しい文様にし、独特の特徴を出す。杢目銅の技法は秋田金工の誇りと言える。
職人名
:
千貝弘(ちがい・ひろし)
雅号又は銘
:
生年月日
:
昭和19年2月1日
職種(種)
:
杢目銅
作品(アイテム)
:
一輪挿し、水差し、他
技数(積)
:
■
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
■
技の種類や工程
段ーなましー磨きー色付けー完成
現在の立場(役)
:
現役
次代 他
:
Copyright (C) 2002 WAZA All Rights Reserved.