全てに優しさが現れる。佐藤氏の性格と思える。慈悲に溢れた仏像の顔は木彫師の心が表れると言うが実にどれもが優しい。“見て受ける感じが安らぎとかほっとするとか言う物を作りたい”と氏自体も言う。木彫の可能性は無限であることは言うまでも無いが、佐藤氏ゆえに考えるテーマを期待したい。この優しさを表す木彫を考えてみてはどうだろうか。
優しく穏やかな木彫の顔は、今の時代に最も必要とする顔と思える。これをメッセージできる彫物に置き換え挑戦してみてはなどと勝手に考える。など勝手に考える。
日本職人名工会としても大きな興味あるテーマでもある。
■ 歴史
飛鳥時代にまで遡る |