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16才の時父である昇吉に師事する。親方は他の親方と違い、聞けば丁寧に
教えてくれた。当時は弟子が何人かいて競争だった。失敗したら覚えるとのことで、その人の腕に合った仕事を振り分けてやらされるので、其の時の意地も今考えれば逆に励みになったようです。
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買った人が気の毒になるような物は作らないことを鉄則としおり、クレームが来ない。一生喜んで使ってくれる物を作る。しいて言えば、狂わないようにアク抜きと乾燥をしっかりやること。独自の水槽にてアク取りを考えるなどがあげられる。
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300年持つ箪笥は、何代かを見守る事となる。幸せな思い出と共にこの箪笥があればいいと考え、箪笥がそれを見つめているとも考えて作っている。
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失敗を恐れるな、親方もそうしてくれた。勉強として学んでいく。今息子が勉強していますが、私の口から言うのも何ですが筋は良いようです。とは言え結局は本人の努力です。
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