卓越した技を簡略された風情で見せる技の奥義、木で組まれたレース等紛れもなく日本を代表する組子職人の一人と言える。秋田杉と埋もれ木を材料とする複雑な組子は、簡素化された単純な格子についても、奇をてらわず単なる器として作る品の良さ、贅を省いた技が光る。美的意識の高い変化に富んだ多様な木の文様は様々な形で表現されていく。日本の技文化が誇る木の織物といえる。
数年続けている総理大臣賞などをとり続けた実績は、だてではなく、作品を見て感動する。秋田は本当にすごい職人がいるものである。
中学卒業後、昭和28年渡辺建具製作所に入所、工藤建具製作所を経て、小高建具製作所を創立。
幾千となく組み合わさった小木片。見る角度によって表情が変化する。光と影、バランス美、組子製品は木製建具の中でも、最高度の技術が要求されます。
生涯勉強、生涯現役
向上心を持ち続けること。
職人名
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小高重光(こたか しげみつ)
雅号又は銘
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生年月日
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昭和12年4月10日
職種(種)
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組子細工
作品(アイテム)
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組子、屏風、文庫 他
技数(積)
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弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
向上心を持ち続けること。
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技の種類や工程
組子は「木のレース」と言われる位、高度な技術。秋田杉で編まれたレースに例えられます。
現在の立場(役)
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生涯現役
次代 他
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