職人の住む町
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筆を作る為に生を受けたとも言うべき亀井氏は4代目。先代の名工、父の清氏のこだわりに輪をかけたような人である。書家からの特注品などは、書家の仕事振りをじっくりと見て筆法にあった筆を作ると言う。常に使い手と一体となる筆を作る。必要以上に高い筆をさしたる考えもなく買おうとする人がいると、お客さんにアドバイスし時には喧嘩をすることそあるという。江戸筆の大きな特徴は全て1本1本一人で組んでいく。他の地域は全て分業で行われている。特徴は終筆がきれいに出るといわれる。市場は荒れているが、亀井氏は昔ながらの江戸技法で納得出来る筆作りを常に心掛けて作っている。息子の曉央氏が跡継ぎとして頑張る。

■ 歴史
江戸時代中期より。


  昭和51年、父3代目筆師。亀井清に師事し現在に至る。
  江戸時代より伝わる「練り混ぜ法」を現在も伝え、時代に即応した筆作りに精進し、職人の為の筆(蔓相筆、蒔絵筆)作りも進めている。
 
  職人の為の筆づくり。
  銭のとれる職人。

 

職人名 亀井正文(かめい まさふみ)
雅号又は銘  
生年月日 昭和24年7月3日
職種(種) 江戸筆
作品(アイテム) 江戸筆
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
7年。あぐらで座る事に3年以上かかり、手に汗をかかなくなるまで5年など、筆職人になることは大変である。
技の種類や工程
30工程以上有り、練り混ぜ法を現在も行っている。
現在の立場(役) 現役
次代 他  
   


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