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弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
3年から5年で一部を手伝える程度。 |
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技の種類や工程 |
1、 |
コイル状の材料を寸法切断。(厚3mm、巾6mm、寸法155mm) |
2、 |
厚3mmの材料と両端0.8mmまで叩き形状を造る。 |
3、 |
中央の折曲部分を0.8mmまで叩きながら材料の芯を抜き、毛抜きの完成時のバネの強さを加減する。また、折曲げて完成時の86mmになるよう寸法を計ります。 |
4、 |
18.8ステンレスは叩けば固くなる為、中央部分を焼きなましする。 |
5、 |
両端を叩き、広がった部分を毛抜きの種類によってプレスにて型抜きし形状を作る。 |
6、 |
2、3のハンマーにて叩いた材料の凹凸を平らにならす。 |
7、 |
ヤスリにてコバの部分を仕上げる。 |
8、 |
ヤスリにて斜に仕上げる。 |
9、 |
バリを取る。 |
10、 |
毛抜きの裏をバフ研摩3行程にて磨く。 |
11、 |
18.8ステンレスの刻印を打つ。 |
12、 |
倉田義之の銘を切る。 |
13、 |
8の斜にヤスリ掛け部分を丸みをつけながら、細かいヤスリで仕上げる。 |
14、 |
曲がりを直すソリ打。 |
15、 |
瓢の形を作る。 |
16、 |
両端の刃付けをする。 |
17、 |
両端を曲げる。 |
18、 |
中央を曲げる。 |
19、 |
左右の形状を見ながら調子を見る。 |
20、 |
刃先を合わせる。 |
21、 |
毛抜きの表面を磨く。コバ(側面4行程) |
22、 |
表面3行程研摩。 |
23、 |
刃先の最終仕上げ。 |
24、 |
刃先に砥石入れ、細部に注意し検品し完成。 |