職人の住む町
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近代切子は品川硝子から始まり、ホープマンに師事した江戸切子の本流は数々の名工を生み出している。名工、大友初次郎は山本兄弟の師匠であるが、彼はホープマンの弟子であった山口丸太郎の孫弟子にあたる。最近の切子の世界で昔ながらの問屋ルートを活かして製作する数少ない職人。しかも昔ながらのソーダ硝子を使う場合が多い。熱に強く硬い、したがってクリスタルの様な仕上げで酸洗い工程が出来ず、仕上げと光沢は、一つずつバフ仕上げをする。透明度が低いことが被硝子の場合、色の境など、しっとりした趣が感じられそれが値打ちともなる。又、兄弟は直線カットだけではなく、ワイングラスなどにぶどう文様の絵など、花切子の技を使いカットする。クリスタルももちろん行う。

  2人とも中学を出ると同時に大友初次郎に師事する。切子には様々な技術がるが、必要に迫られて曲線や絵など花切子の技術も習得した。
  お客さんの要望に何でも応えられることが問屋さんなどからの信用を得ているようです。
私も自分の構想による作品なども作りたいと思っているのですが、時間がなかなか取れません。
 
  実用品として使って頂ける限界の所で作っています。喜んで使って頂ければと思っています。飾るだけの切子にはあまり興味がないのかも知れません。
  良い物を作ることと、それで飯を喰っている自覚ですかね。

 

職人名 山本弘二(やまもと・こうじ)
山本友春(やまもと・ともはる)
雅号又は銘  
生年月日 昭和10年3月10日(弘二)
昭和12年4月21日(友春)
職種(種) 江戸切子
作品(アイテム) グラス、ワイングラス 他
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
磨きだけでも3年はかかると思います。結局10年ぐらいから始まります。
技の種類や工程
主にソーダ硝子を行う為、どの硝子も工程は同じようであるが、仕上げの 削りやバフなど、硬い為、クリスタルより遥かに時間と手間がかかる。昔の切子が欲しい人は、切子の味わいが分かる人と思える。
現在の立場(役) 現役
次代 他  
   


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