職人の住む町
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ほとんどが注文品を製作している。花柳界派の指物は塗りを重視し、黒塗に扇蔓蒔絵。
留塗に亀甲蒔絵、そして茶器棚、箪笥などを塗っている。他の職人から聞いた話であるが、塗師でもカシュー塗料を漆と称して平気で塗っているとのこと。もっともカシュー塗料が悪い訳では無く漆として売る人達がいるということが問題。丈夫さや時と共に色変わりするなどが気になる。漆は現代化学を持ってしても解明出来ない最強の塗料と言われている。氏は上質の材料にこだわる江戸の塗師である。 氏は信頼出来る職人として何人かに紹介された職人。
江戸の塗師が、いなくなっていく現在本物を残していく為に頑張っている。


  漆塗の胴擦り(磨き)に力が入り、常に胴が張って痛くなり貼り薬を随分使った。
  お客さんに喜ばれるような良い仕事をする。常に手を抜かず丁寧にやっている。技術的に特に上手いとは思っていませんが、上質の材料を使い納得の行くまで手をかけている。
 
  良い仕事をする。きれいに仕上げること。
  日本の伝統漆器を継承してほしい。

 

職人名 中沢義孝(なかざわ よしたか)
雅号又は銘 精巧(せいこう)
生年月日 昭和10年11月8日
職種(種) 塗師
作品(アイテム) 座卓、屏風(縁)、箪笥、鏡台 他
技数(積)
弟子入りしてから手伝えるような状態になるまでの期間
約5年 ヘラ作りが難しい。
技の種類や工程
呂色(主な工程で40位)ー堆朱ーかき合せーすり漆
現在の立場(役) 現役
次代 他  


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