日本一の備長炭を作る。ライバルは和歌山である。備長炭とは白炭の事である。炭化した黄金色の炭を窯から引き出し砂をかける。砂が焼き付いて白い色になる。黒炭は窯の中で常温に下げる。
備長炭は姥目樫(うばめがし)が原料。三大産地は和歌山と日向であるが、職人が少ない事と時代の中で様々な形で炭の効用、利用範囲が広がり品物が不足してる状態。備長炭はあまり汚れる事は無いが、窯出しの熱さから今の若者では続かないという。
叔父の炭窯で約3年間修行後、自分の窯で「土佐備長炭」を焼く。炭焼き歴10年、平成3年に独立。
和歌山備長炭に負けない土佐備長炭を心がけ炭焼きに励んでいる。炭窯に原木を入れればある程度は焼けますが、それ以上のものを追求するならば、やはり技術は必要。
手抜きをしないこと。
窯出しは大変な仕事だが、土佐備長炭の灯を消すことなく焼き続けてほしい。
職人名
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杉本正一郎(すぎもと しょういちろう)
雅号又は銘
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生年月日
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昭和22年3月24日
職種(種)
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高知備長炭
作品(アイテム)
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土佐備長炭
技数(積)
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次代、素人から始めて手伝えるような状態になるまでの期間
1年
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技の種類や工程
炭窯の構築及び炭焼き技術。原木の窯入れより、窯出しまでの一連の作業。
現在の立場(役)
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現役
次代 他
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