職人の住む町
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女性の職人は、技を器用に自分の側に引き寄せるのが上手い。人に何を言われようが自分の感性を信じていく。名工会としては、この感性を重視している。またこうした技から国宝級の凄い技も生まれています。女性の職人のほとんどが例外なくこの視点から外れずにいることは、女性の持つ宝であると考えます。
特に女性の職人の地位向上に努力している姿は外から見せてもらっていたが、その努力を高く評価したい。伊藤氏の作品は、印章という小さなスペースに、ユニークさ、可愛さが溢れ、女性なら誰でも欲しくなる魅力を持っている。最近、東京都の優秀技能者に選ばれ、知事賞を受賞したことは、前向きに進む女職人の生き方を立証したものと言えます。

■ 歴史 江戸時代


  高校卒業後、父親に師事。印章彫刻の道に入る。当時女職人の地位が認めてもらえず、昭和60年「江戸女職人展」の催事に初めて参加した事がきっかけで、昭和63年「江戸女職人の会」のリーダー格のひとりとして努力してきました。
  従来の印章を、もっと身近なものとして、楽しんで使ってもらう為に、あらゆる印材(竹、茶、桜、梅、楓、椿等)を使用して、遊印、雅印等に挑戦してきました。
 
  温故知新
  修行時代は永いが、技術を身につければ取りあえずは食べていかれます。楽しく、生き甲斐を持って一生勉強、アイディアとの勝負、と思わなければ今の時代を生き抜くのは大変です。

 

職人名 伊藤睦子(いとう むつこ)
伊藤勝巳(いとう かつみ)御主人
雅号又は銘 葉雪(ようせつ)
生年月日 昭和20年1月19日
職種(種) 印章彫刻
作品(アイテム) 印章
技数(積)
次代、素人から始めて手伝えるような状態になるまでの期間
10年)
技の種類や工程
1、印材の選定 2、印面調整 3、字割 4、字入れ(鏡使用) 5、荒彫 6、仕上げ前の調整 7、墨打ち 8、仕上げ
現在の立場(役) 現役
次代 他  
   


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