根付 ・「 七福神 大黒天 」 |
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品番 | 7-15-2s |
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材質 | 本象牙 |
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サイズ | 高21mm × 横24mm × 厚18mm |
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価格 | 23,760円(税込) |
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古くから日々の豊かさと財福を与えて来た神様です。しかし豊かさとは人に依って違います。
インド仏教では恐ろしい形相の大黒天ですが、日本では神道にもある、歌で有名な福の神です。 豊かさを司る力から大国主命と同一神とも言われており、食や財などを司るとされるよりも以前の神話の頃から ご利益のある神様だったようです。貧しい人が少なくない時代は歴史的にも長く、金運は必然的に 齎されるご利益としてあり、それでいて商売人にも意味のあるものでした。後に財福や農業や食の神とされ、 転じて豊かな人生自体を祈願される神様になったものです。
打ち出の小槌は金を生むものとして江戸の頃に併せて描かれることが多くなり、象徴的な米俵も同じ頃に 備えられました。その姿が一般的になり今の七福神の姿となります。会社の棚等に大黒様と対になって恵比寿様が 置かれていることがあるのは、実際に豊穣を司る大黒と繁盛を司る恵比寿のふた柱のご利益を得る商売人の習慣が 昔からある為です。一緒にまつられている地域まであることから、生活が豊かになることと社会的な生活の向上の ニュアンスに、違いを持って接していたことが分かります。しかしながらまず人生の豊かさを望む人や、喜びそのものを求められて来たのが 大黒様です。