江戸時代、たばこの葉を切る包丁から始った堺の技は、あまりの切れ味の良さから幕府の預かりとなり、各種包丁は堺極の幕府公認の刻印を押して出荷されるようになり、全国にその名を示す事となった。包丁と言えば堺と言われるゆえんである。現在は、主にアマチュア用の包丁は打ち抜きで作り、プロの包丁は火造りで作っている。
“包丁”は堺の鍛冶の誇りであり、時代が変わっても切れ味は変る事無く、今も各地から修業に訪れる。堺の特徴として、研ぎが独自の進化を見せており、堺の研ぎ師は分業で切磋琢磨した結果であると自負している。又、堺の包丁のもう一つの特徴として、一般向けの包丁にも真剣に取り組んでいる。家庭用の包丁とはいかにあるべきかといった問題であるが、芦親方もプロ用の包丁だけでなく、使いやすい手ごろな包丁にも力を入れて作っている。 価格などはinfo@meikoukai.comまでお問い合わせください。 送料を改定しました。お買い上げの合計額が一万円以上で送料が無料になります。(2010,7)
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