日本の狩猟の歴史そのものが残る秋田県、阿仁川の里は マタギの発祥している、いわばマタギの民である。 ここに伝わる狩猟刀をナガサと言う。この現役の刃物、叉鬼山刀は熊や猪などの獣を狩ることができる実用の山刀である。このマタギナガサを有名にしたマタギ鍛冶が 今は亡き西根正剛親方であり、マタギ西根鍛冶の号は西根正剛と言った。現在は親方と共に働いてきた弟、西根登親方が鎚を振っている。まず趣味の刃物とは異なり、叉鬼山刀は価格も求め易く、山野のマタギが実戦に 使う為に鍛えたブレードが素晴らしい。正剛親方がマタギ鍛冶でありマタギでもあったことは、それ自体がマタギの狩猟刀としての付加価値に留まらないものである。戦う刃物としての強度と切れ味は実践にて試されており、 言う事なしである。これを求める人は主にアウトドアの道具として使っており、ひと味違う刃物を持つといった 気分と、自慢できる逸品を持てるということで非常に人気は高い。野外にはうってつけでそれも当然と思える 作と言える。常に受注生産状態となっています。
袋状になっている柄。差し込んで、画像の穴に目釘を打つことで槍状になります。
※左利き用はオーダーのみとなりますのでご注文の際に備考欄にその旨をお書き添え下さい。価格は各ナガサともに10%増となります。