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昔の浅草桂町にいた。3月の空襲でほとんど身内の職人が亡くなった。父は他にいた為助かった。子供の頃から手伝ったりしていたこともあり、始める段階で2ヶ月ぐらいで何とか出来るようになった。したがって修業と言った厳しいことはあまり経験がない。父からの信頼もあり後を継ぐのにさほど時間を必要とはしなかった。
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刃物として作っている。したがって切れる事は当然です。銅板を更に緻密にし硬くする為常温のまま板を叩いて鍛えます。私の道具はほとんどプロ用ですが、最近はこれでおろすと美味しいなど良さが分って頂いて一般の方々も求められます。 |
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私達は職人ですから“同じ品質のものを素早く作る”ということです。 |
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一生懸命やるのはいいが、人生をこれにかけろとは言えません。若い内は色々と挑戦していくものでしょうから・・・。弟子になりたいという人が増えてきていますが板前さん達から個々に支持され、○○さんのおろし金でなければと云われるようになれば一生の仕事となります。
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