職人の住む町
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「江戸の町から多数、出土する飯能焼、ふるさとの焼物を復興させるべく、同じ民窯の合津本郷焼に師事する。先ず、土造りから始めた。このことは非常に意味があります。現在日本で一番窯が多いのがなんと東京です。職人というより作家を自認する人が溢れています。こうした人達が、有名地域の焼物を模して焼いています。何がなんだかますます分かりにくくなっています。本来窯は良い粘土や、陶石があることで、その周辺に集まったものです。名工会では、郷土の粘土を使ってることをまずチェックします。もう一つは、職人が自己作品を語るのに“伝統に固執する事無く”などと、言う人が多いのも気になっています。郷土の職人は地域の伝統のフイルターを通して、創作も行なうべきであります。その意味で岸親方は、郷土の土を足で踏んで釉薬も同様です。今回の飯能焼の発注は、江戸の職人になって、総てを行なってもらう事でした。イッチンの技法も、絵付けも、道具もすべて江戸仕立てです。郷土館にも行きました。出来上ったものを見て驚いたのは、まるで出土した器を見ているようでした。これを聞き付けた角親方が、おちょこの内側に漆を付けて頂くと言う贅沢な話になりました。焼酎の酒
器は蕎麦猪口としても使えます。これで飲んだら旨くて他の器は使えなくなる。かもしれません。何より江戸の人達と飲む気分が最高です。」。

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おちょこ(漆加工あり)の漆塗りは、角光男親方が行います。

品番 35-4-1
徳利
単価 8,400円(税込)
購入数
品番 35-4-2
おちょこ(漆加工なし)
単価 2,625円(税込)
購入数
品番 35-4-3
おちょこ(漆加工あり)
単価 3,150円(税込)
購入数
   

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