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番地 |
職人名 |
職種 |
内容 |
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6-1 |
吉原義人
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刀鍛冶 |
人気実力共に現役刀匠のトップに位置する稀代の名工。国際的に飛び回る唯一の刀匠。 |
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6-2 |
芦 博志
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堺刃物 |
鍛造全工程。止まる事なくチャレンジする堺のニューウエーブの旗頭、目が話せない。 |
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6-3 |
笠原重廣
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堺刃物 |
研師。優れた鍛造技術の包丁以外研がない。目が違うという。堺の研ぎは鉄が見える。 |
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6-4 |
藤井啓市
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堺刃物 |
徹底して家庭の包丁のクオリティーを向上。プロ用とは異なる80点の技を必要とする。 |
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6-5 |
山本英明
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堺刃物 |
堺は分業。本焼きから27工程に及ぶ霞研ぎなどその研ぎ技術は最高。刀剣研摩、象嵌。 |
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6-6 |
永尾元佑
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肥後の守 |
昔はナイフというと“肥後の守”だった。肥後の守は明治27年、祖父の重次さんが始めて作った。 |
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6-7 |
池上喬庸
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打刃物 |
江戸誂え鍛冶。鑿で有名。その他、槍鉋など鋼と和鉄で全て特注品を作る。海外にも。 |
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6-8 |
吉友真康
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打刃物 |
牛刀専門。打抜き、鍛造から優れたクオリティーを追求。
使い勝手を考えるベテラン。 |
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6-9 |
粕谷 實
雄治
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房州船鋸 |
泥棒を捕えれば房州船鋸を使っていた江戸の有名な話。
船材が硬い為切れ味か鋭い。 |
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6-10 |
澤村之雄
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土佐刃物 |
独特の土佐の刃を付けた山で使う鋸の職人、重鎮である。
各種のこぎり専門である。 |
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6-11 |
岡林 勉
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土佐刃物 |
鍬も500種類あると言う。土佐独自の技と使い勝手を重視、鍬職人の重鎮 である。 |
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6-12 |
上村芳雄
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土佐刃物 |
山で使うナタの一種が専門。他、様々な山の刃物も作る。
土佐の鍛冶の伝統を守る。 |
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6-13 |
岡村金一郎
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土佐刃物 |
土佐は山の刃物である。斧の代表的鍛冶である。ひつ抜きの技は土佐独特の技である。 |
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6-14 |
山崎道信
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土佐刃物 |
ひたすら切れ味を追求。銘を捜して訪ねてくる人も多い。土佐の鎌職人の重鎮である。 |
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6-15 |
松本志津夫
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土佐刃物 |
山鍛冶土佐の鉈(なた)の代表格。様々な形がある。腰鉈、剣鉈など多岐にわたる。 |
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6-16 |
石塚昭一郎
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鋏 |
刀匠吉田弥十郎の直系、鋏の本家。長太郎の銘はテーラー垂涎の鋏。総火造りである。 |
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6-17 |
岩田増太郎
仁男
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鋏 (親子) |
吉田弥十郎の強い流れをくむ。ステンレスの料理鋏は世界一と言っても過言ではない。 |
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6-18 |
大河原享幸
辰雄
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鋏 (弟・兄) |
吉田弥十郎の流れが強い兄弟。総火造り 天才肌の名工。包丁も作る。特注も可能。 |
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6-19 |
川澄 巌
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鋏 |
植木鋏の最高峰。切る音と美しさ、バランス、刃先に目があると言われる究極の鋏。 |
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6-20 |
水谷元一
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理容鋏 |
日本の刃物は世界一。特に理美容鋏についてはドイツなど海外の美容師なども求める。 |
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6-21 |
白鷹幸伯
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黒打刃物 |
法隆寺、薬師寺などの釘を打つなどで知られる。本物の鍛冶屋とは、その姿を見る。 |
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6-22 |
沖田勝信
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金づち |
金槌専門の名工。鍛金、彫金などのバランスを必要とする金槌は、優れた作家や職人に使われている。焼入れの技とバランスの取り方、使う側が絶賛する。 |
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6-23 |
山崎正三
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のみ |
より高い完成度を目指し、技に科学を加えて分析する。左市弘と言えば建具や宮大工など知らない人はいない鑿の職人である。槍鉋や小刀、現在は鉋も特注で作っている。 |
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6-24 |
深沢敏夫
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江戸ヤスリ |
日本一の特殊ヤスリの名工、ヤスリで困っている職人には吉報である。歯科から外科用、楽器用、鍛冶屋用など様々な形の大小の手作りヤスリを作る。凄い腕である。因みにヤスリの歴史は古く正倉院の宝物にも保存されている。 |
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6-25 |
内山昭克
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理美容鋏 |
理容美容の鋏では世界一であり、内山の名が轟く。国内のカリスマ美容師のみならず、世界中のトップランカーが使っている。 |
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6-26 |
鹿山利明
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カスタムナイフ |
日本で唯一の洋ナイフの職人である。25パーツのホールディングナイフ、これを出来ることが本物の職人としての証しと思える。明治から始まる洋ナイフの技を伝承する最後の親方でもある. |
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6-27 |
武蔵住國家
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刀鍛冶 |
無鑑査になる以前は、数々の特賞を取り続け、昭和57年に無鑑査となる。現在、日本刀匠会の会長であり、東京都の無形文化財となった。
プロ好みの作風で、根強いファンがいる刀匠である。 |
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6-28 |
吉原義一
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刀鍛冶 |
吉原家の地金作りを見事に継承する。現代刀の歴史に、あり得ない若さで最高位無鑑査に昇りつめる。父
義人、叔父 国家というサラブレッド。日本刀剣界の希有な存在、天才刀鍛冶S42年生。目がはなせない刀匠である。 |
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6-29 |
北島和男
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ラシャ鋏 |
江戸鋏として二種残る内の一つ、兼吉系の職人。好奇心と挑戦を常に見せてくれる親方であり、江戸鋏の中で最も職人らしい職人の雰囲気を残している親方である。総火造りを行う数少ない職人である。 |
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6-30 |
伊藤 守
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鋸鍛冶 |
鋼板を2枚で伸ばす。鞴と炭の火床、昔の鋸鍛冶、名門の5代目。仕事場の修理棚には、全国の宮大工からの鋸が並ぶ。かなりの量である。そしてセン(金属を手で削る道具)がけした屑の山。川越小江戸、勢いのある50代の鍛冶職人。 |
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6-31 |
大野正敏
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上総鋏 |
明治から続く上総鋏、直系4代目は、上総鍛冶の誇りと精神を今に伝える骨太の職人らしい職人である。鍛冶の伝統が鋏の姿に映り、心を感じる木鋏である。 |
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6-32 |
野崎吉之
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鋏 |
鋏界の魔術師的な親方です。木鋏と金切り鋏は、切れ味と使い易さを持ち、刈り込み鋏みの美しさは絶品です。 |
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6-33 |
西根 登
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マタギナガサ |
日本で唯一の現役マタギの里に残る狩猟山刀、趣向品とは異なり、価格も実用品並であり求めやすい。丈夫で本物とくればアウトドア−派としては、たまらない魅力である。他では入手困難な珍品である。 |
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6-34 |
小田紘一郎
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ナイフ・刀鍛冶 |
久山刀匠は、本場アメリカのナイフの世界でKUZANとして名を馳せていた日本の誇るナイフのナンバー1ビルダ−であった。加えて6年間和鋼を刀匠吉原義人に師事して腕を磨いた。 |
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6-35 |
河内道雄
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刀鍛冶 |
“自己研鑽、挑戦、そして志を持ち続ける”生き方が、刀に“精神と心”を入れる基本条件であることを感じさせる。最高位 無鑑査16名のひとり。 |
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6-36 |
杉田昭二
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刀鍛冶 |
技法再現の道。悔しさを跳ね返しながら前進。気が遠くなるような様々な課題。刃文は炎の変幻、備前一文字派、ひたすら夢を現実にして行く刀匠である。 |
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6-37 |
久保善博
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刀鍛冶 |
“理論と技”の両面から名刀の世界への研鑽を積む。最近は、華やかな丁字乱れから、地味な長光写しの太刀などに境地を広げる。今後目が離せない刀匠のひとりである。 |
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6-38 |
宮入法廣
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刀鍛冶 |
奈良正倉院の宝物“刀子”の復元、未来永劫へと続くお守り刀への思い、二つは時を越えて結びつく、夢と思いの伝達者。心と精神を重代刀に託す最高位の刀匠である。 |
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6-39 |
尾川兼圀
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刀鍛冶 |
波瀾万丈、正に玄人好みの刀匠。津田越前守助廣が創始したのが濤欄刃である。“助廣写し”の名人が兼圀である。最も難しい華麗な刀の一つである。 |
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6-40 |
尾川光敏
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刀鍛冶 |
父兼圀に師事する。水準の高い濤欄刃を得意とするが、手本となる兼圀刀匠あって根付いていると思える。揃って特賞を取る等凄い親子であると思う。 |
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6-41 |
松田次泰
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刀鍛冶 |
過去の時代に遡り、当時の刀匠達と共に“研鑽する意識”を持ち、その経過を現代に繋ぐ事を志とする刀匠である。作風は地肌に現れ,薄いライトの下でしっとりとした怪しい光りを放つ刀身は、見ていて飽きがこない・・。 |
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6-42 |
新保基治
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刀鍛冶 |
熱意ほとばしる刀匠。父は刃物鍛冶。子供の頃夢見て中学では大刀を造る。佐渡の刀匠として、ほとんど独学で勉強したが、寒山の命で宮入昭平の門下に入る。 |
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6-43 |
加藤政也
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刀鍛冶 |
鎌倉時代に自分を置き、当時、切磋琢磨した多くの刀匠の中で、自分の刀を造りたいと考えている。常に、賞に顔を出す期待出来る刀匠のひとりである。 |
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6-44 |
二村善市
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鍛冶 |
ビッケル製造の世界的な小鍛冶であり、又、火造りが不可能と言われる鋼にて“フルインテグラルナイフ”を火造り出来る唯一の存在。間違いなく日本の鍛冶職人の頂点のひとりである。 |
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